2014年02月02日

映画RUSHを見て。






RUSHを先行上映で見てきました。
その感想です。



長いです。
2500字くらいある上に くっっっそ真面目です。



まったくネタとかないですwほんとにない。真面目文のみ。うわ。まじか。ごめん。
あ。
真面目っていってもなにも否定とか苦言とかじゃまったくないですよ。
そこはご安心あれ(´∀`)ノ




とりあえず
ネタバレなので畳みます。
ネタバレさけたい方はここでお戻りください。




Twitterから直接記事に飛んだ方は
このまま下にスクロールせずに戻ってくださいね。























   ↓     この先からはじまります





























. 
 
 
――――最初に。

私は映画は断然吹替派です。
文字数には制限があるので情報量が違うし文字を追わない分映画に集中できるからです。
もちろん演者本人の声でリアルな芝居が見たい気持ちもある。
けれど文字を追ってその演技の眉の動きひとつ追えない瞬間があるのなら
どちらを選択するのかは個人の楽しみ方だと思います。

また私は少々ではありますが声優さんに興味があり、少し無駄な知識を元に
前向きに聞きとろうとする無意識が働いたりします。

そして。
きんききっずが大好きです。
多少語れる程度にはファンとして共に歩んできた自負があります。

そんなヤツがRUSHを見た感想です。
あくまでも個人的な感想です。
こう思うヤツもいるんだなということで。

 


映画本編。

F1の知識に明るくない私でもわかりやすく入りこめる展開で
純粋に楽しめました。
互いの美学をどちらにも納得させる形で描かれているのはとても感心させられた。

こういったライバル関係はどちらかに偏る心情が芽生えてくるものだが、
どちらの生きざまもそこに高揚する感情もきちんとどこからその熱が湧き出ているのか
お互いを通して明確に見えていてどちらにも共感を覚える。

ライターなどアイテムを使って表す行き場のない感情や酒も女も毒舌もふいに子供のような不安定さも
ラウダの葛藤ひとつ取ってもきっかけや周囲の表情ひとつで
時の流れを感じたり心の揺れや色が違って見えてうまいなぁと感じられて
私は素直に涙を流してました。

 


---時に奔放なハントが悲しく
---時に堅実なラウダがもどかしく
---時にハントの快活さにふと頬が緩み
---時にラウダの不安にむしろ心温められる

 

全く真逆だからこその描き方でその根っこの熱量に差が無いことを
随所でこれでもかと見せてくる。

見終ってどちらにも好意的な気持ちと納得を添えて劇場から出してもらえる1本でした。
 

 
吹替について。

光一さんはとても上手いと思います。
声優さんも舞台経験者や舞台で活躍する方も多く、
鍛練された声の張り方と抑揚の付け方がとても合っている。

これはもう光一さんが体得しているものなので言いかえれば確実な財産築いてる感。
あとすごく喋り出すタイミングが合いやすい印象。
本当に声優2作目か。外画はじめてかというほどに。

今回見て思ったけど多分アニメより外画向きかと。
怒鳴る前に息を吸い込む。
舞台でも大きく最後列まで見せようとするその感情を大きく表そうとする無意識が
口元からの音として出やすいので
そんなことも演出になるのが分かりやすいと思います。

おそらく光一さんは今後もどんな役がきてもそう叩かれることはないと思う。
そう言いきれるのすごい。
光一さんすごいわ。すごいよそれ。

ハントは喜怒哀楽も明確で演じやすいしね
ほんとある意味ドハマりかと。

 
そして剛さん。


剛さんは元々の声質がやはりちょっと高すぎる。

そこはまずドイツ系黒髪、慎重かつ武骨な男といえばこんな声と日本人がイメージするだろう
低さとははずれることがあるかと思います。
ラウダを演じている方が比較的華奢な方で助けられたかな。

ラウダ本人をよく知らない私はちょっと時間がかかってしまったけれど
プロポーズの辺りから耳に馴染みました。

逆に失うことを思ってしまう不安を吐露する夫婦のやりとりは
このトーンの優しさが正解だったなと思えるほど。


このラウダという役がまず難しい。

惜しいなと思ったのが
吹替を前提として作ってる訳ないから当たり前なんだけど
仮に冒頭にでも誰かこのラウダの「ドイツなまりの英語が嫌いなんだ」
といったようなくだりがあれば
もっと見ている人にこの発音と演技が受けいれやすかったのではないかとは思いました。

剛さんが独特のしゃべり方をするラウダの声に寄り添った結果のこの演技の着地点が
堂本剛、声優ヘタだなと映るだけでわからない人にはまったくわからないかもしれない。

その情報を全員が知ってくる訳ではないから。

私自身は剛さんがこれまでどんな演技をしてきたのか全部見てきているし
本人のこの役に対する想いやプランやエピソードを知っているという立場なので。

映画が好きな人、吹替が好きな人よりもむしろF1に詳しくてラウダ本人を知っている人のほうが
評価はされるのかもしれない。


説得するシーンとか前述した不安を吐露するシーンはやっぱり剛さんは上手いんですよね。
正直剛さんは滑舌もいいわけではないし、MCにおいても意識しなければこもりがちな喋りも多い。
舞台向きではなく演じるならばどちらかといえばアップになるような映画やテレビ向きの人。
大胆かつ細やかにそのたたずまいを最大限に演じられる人だと思っています。

 


私自身、最初は見ていて戸惑いました。
ナレーションの「父もそう」の台詞のイントネーション、これで正解なんだろうかと。
もうちょっと無茶しても良かったかなと想ったりもしましたが
これに関してはラウダ役の人のイメージの声なのではなくてこれはラウダの声なんだと思って
見ていただければいいなと思います。


でも剛、やっぱ演技上手いんだよねぇ。
こういうアプローチでも成立するんだよ。
なんて言ったらいいのかわかんないけど
「これでこれで成立している」というものを見せてくれると思います。

アニメにも映画にも音響監督という方がいてその演技プランがあって
作られていくものだろうと思うしOKになるのは本人の意思だけではない。
よって吹替なさっている方が度々口にされているのが
求められたものを返すのがこの仕事であるということ。
それを鑑みてもやはり
私としては「成立している」という言い方が一番しっくりきました。


最後に。
きんききっずが吹替になり、本当に嬉しかった。
起用して頂いてありがとうございました。

買い付けている以上、この映画は金にならなきゃ意味が無い。
それはこのご時世当たり前。

芸能人を起用するのはよくあることで。

昨今、安易な人選から反発を生みやすい状況の中、
納得させられるだけの活躍と知名度と実力を感じとり
そこに先んじて起用してくれたGAGA様本当にありがとう。


もっと金になる人選は他にもあったのかもしれない。

 

しかしGAGAさん。
これはF1映画ということを忘れないでいてくれた。

そこから光一さんが浮かぶのは当たり前でそこにきてこのハントとラウダのビジュアル、
関係性、もう運命としか言いようがない。


この運命、いましばらく楽しませていだだきます。
ありがとうございました。

 
 
 
 
 
 
 

以上です。
ここまで読んで頂いた方がいらしたら
本当にありがとうございました。

 
 
 
 
 
どうしよう。
 
こんなに真面目に熱く語って
やだ・・・
自分ちょっと気持ち悪い?
 
 
 
 
 
.
 
 
 
 


posted by . at 00:14| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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