2010年08月05日

夏SHOCK2010感想



7/31行ってまいりましたSHOCK10周年100回公演千秋楽。

ずいぶんと早く着いてしまったので写真など撮りながら開場を待ちました。
しかし暑かった。




SHOCKなのに汗ばむとはこれいかに。
確実にこの中は桜舞う春のはずなのだが
体感気温は当たり前に7月猛暑の夏まっさかり。




脳は春。身体は夏。
そろそろ文部省から春の季語に認定される日も近いといわれるShockなのに(嘘)
どうだこの身体からにじみ出るじっとりとした違和感。

「ばむわー・・・・」

私はそう呟きながらBPM扇子で身体にまとわりつく生ぬるい空気を剥ぎ取るしかないのだった。
じっとりと「ばむ」。
そうなのだ。
せっかく今から春なのだからダイレクトに鬱陶しい「汗」という文字をあえて避けていたかったのだ。

そうして、
ばみながら迎えた千秋楽。







7月は屋良っちから内きゅんにキャスト変更となりました。

どうなっちゃうんだろう・・・と想っていたが
その感想をまず素直に伝えたい。





内きゅん、めちゃめちゃ良かった・・・!!!




なんという嬉しい誤算。


まず
オープニングの時点で気づいてしまったのだ。
すまんかった・・
これはどうやら見誤っていたようだ・・・・と。

内博貴・・・・
この子・・・・









華がある。






ろくに生で見る機会に恵まれていなかった内を前にして気づいたのだ。
しまった・・・
ヘタウマ以前にまずこの子、華がある。
ナマ恐るべし。

そして芝居が始まってもそれは消えることなく
これは良くなるという予感はどんどん実感に変わっていったのだった。


無駄にナンパ。
意外に硬派。
そんな印象で予想以上の働きを見てしまっては嬉しい誤算と言わざるを得ない。

シャープな顔を取り囲むボリューム感たっぷりの髪をふわふわと揺らして踊るウチ。



2月3月からの子猿っぷりから一転してのこの7月のライオン丸。














―――低い重心と軽やかさが織りなす遠心力のパフォーマンスの春
―――高い重心となめらかに彩る慣性力のパフォーマンスの夏





















ぬぅぅぅぅぅうう!!!

甲乙つけがたい!!








この両極の関係性を整理しようと頑張る脳を納めるべく、
前髪パックリ割って出てきた光一で和む私なのだった。







こーたん、かわゆいよ・・・・こーたん・・・・

前髪パックリだね・・・
サラサラサララなのに始まった時はぱくりと割れるね。
どうせすぐサラリと降りるんだけど。
かわゆいデコだね。
でも前髪あった方がかわいいよかわいいよ。



そんな葛藤をよそに容赦なく物語は進んでいきました。






相手役を眺めてみた。
内きゅん176cm。
重なるとコウイチが見えなくなるのが玉にキズだが
しかし覆いかぶさるまでの圧迫感もないバランスの良さ。





屋上でコウイチが肩に手をかけるシーンはウチが前屈みに柵に寄りかかっていることで華麗にクリアした。
(×誤:華麗 / ◎正:とりあえず)

















そんなひとつひとつが面白くもあった2010夏SHOCK。

やはり最初は屋良っちに想いを馳せました。

私は屋良っちのライバル役が好きなんですが・・・・
厳密に言うともう少し前の「ちょっとイッた」感のある屋良っち芝居が好きです。


これは個人的感覚なんですけど

人を殺めるまでの感覚は
「あぁ・・・こいつちょっとオカしいわ」

って想いたいんですね。
もちろんこの物語だけでなくステレオタイプの動機として
「思いつめて」とか「そんなつもりじゃなかった」とか様々な理由はあっても
やっぱりどこかそこに至る経緯を経てその後悔に目覚めるのならば
「こいつオカしい」という方向へ


「見えなくなったらおしまいだぞ」

という言葉通りに相手役が「おしまい」に向かっている感じが強い方が好きなんですね。





それが感じられた方が好きなのでその辺りはすごく屋良っちの殺陣の方が私は好みです。

身勝手に下から睨み身勝手に上から見下す
そういうイッてる感が殺陣のシーンの端々に感じられてすごく好きで。
刀、舐めちゃう感じの人食いのような視線と舌使いと
光一を飛び蹴りしちゃうなんて瞬間の軽業もギュッと凝縮してて好きで。





私自身が屋良っちの感じがとても好みなんですね。









でもそんな印象も今年の2月3月は
全体的にまたやわらかくなり
太鼓のシーンの前に向かいあって歌ったり一緒に太鼓やったりするシーンが追加されて
エンディングへと強調された絆で導く流れの
優しいSHOCKももちろんSHOCKで
それはそれで好き。






これまでもこれからもずっと続くのだからいろんな楽しみ方が出来るようにしてくれて嬉しく思います。
そのなかで自分の好きを育てたり期待したりして次を待つ楽しさがあるのだと感じます。







でもやっぱり10周年の100回という数を
やらっちに一緒に駆け抜けて欲しかったなという気持ちは残りましたね。
これは個人的な気持ちだけれど
屋良から千秋楽おめでとうのメールを貰いましたと光一が最後の挨拶で話してくれた時に胸がギュッってなったよ。






そして内くん。

新しさの中に"頑張ってる"感を超えたナチュラルさをちゃんと持っていて
かつ大胆さも兼ね備えてるという想わぬ伏兵でした。


前述しました今年の2月3月ではなくなってた屋良っちの「蹴りんちょ」(←飛び蹴り音)に
対して、このシーン、ウチは起きあがりかけたコウイチを蹴り倒すという荒技に。



こーたん蹴たおしたーーーーーー!!!!








いや、しかし
これはこれでイイ・・・・!!!

甲乙つけがたい。
軽業師と荒技師。


「けりんちょ」もいいけど「げしっ」って蹴り倒す後姿の罪なこと!!




「げしっ」って蹴ったーーーー!!!

「げしっ」って!!「げしっ」って!!










音で察して、その蹴り感覚。

このやろー
ウチのやろー・・・!!
イイ・・・・!!!


こーちゃんを蹴るだけでなく蹴倒すってのがポイント。
しかもこのデカさだからこそそれがちゃんと似合う。


その華あるビジュアルだけでなく
ほんと正直内くん見なおしました。

もっと物足りなかったり鬱陶しかったりするのかなと思ってたら
顔つきも適度に濃すぎず薄すぎずで
芝居も抑揚ある吸引力で感情の流れも自然。
そうして光一が頑張る全てがそこにまたキラキラと輝くわけですよ。


これはこれですごく良かったと思った。
もしまた内くんになる機会があるのなら次も期待していいと思います。





さて。
相手役についてはこの辺にして
今回2階だったのですが
2階で見るとまた楽しいと云われていたソリタリを楽しみにしてました。

この一曲、
2010SHOCK、一番の目玉といっても過言ではあるまい。
リカとウエクサのコミカルなシーンにあえて絡んで
そしてひとり。


ふいに天に手を掲げた瞬間、その空気を変える。





見たか。

この存在感。






ジャケット翻し、お帽子なぞって
華麗にダンス。
男ダンサーの中心にいての演舞は全身がザワザワする。

そしてすり寄る女どもをちぎっては投げ、ちぎっては投げ
めんどくさい女の情念ごと
これでもかこれでもかすり抜けまくる
まさに





そりたり無双










女どもの隙間を泳ぐコウイチはなんとまぁかっこいいモード全開。

ラストがイイよね。

ズキュンと打ち抜かれてるのは観客だぞ?こいつぅ♪



舞台ではこれだけ華麗に女さばいていても現実は「女はわからん・・!!」と呟いてはそれを相方に報告されて
癒してあげましょうって心配されてる現実があるとはこの光一からはわかるまい。







この演舞、1人1人すりよる女をやりすごすタイミングで





「女はわからんー」「これもわからーん」「これもわからんー」

と心で代弁しながら見ると大変面白いです。









絶対ソロコンでやるはずなので
是非お試しください。









続く(たぶん)



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